週刊トラベルジャーナル2016年3月7日号(特集:春節商戦の勝ち組)
〔編集長より〕 春節休みの訪日中国人観光客の動向を伝える映像。今ではすっかり季節の風物詩として定着した観があります。百貨店やコンビニなどで買い物する中国人客の姿にもだいぶ慣れました。 今週の特集は本誌でも定番企画になった春節商戦の総括です。特に今年は春節消費の明暗がどこでわかれたのか、勝ち組のアプローチについて識者の解説をいただきました。なぜか隣の店ばかり中国人客で賑わっていてうちの店は素通り……。そんなことを感じていたら、まずは勝ち組の戦略を覗いてみてください。 【特集】 *春節商戦の勝ち組 明暗わけた中華圏客へのアプローチ 今年もインバウンドビジネスの春節商戦は活況を呈したようだ。中国・香港・台湾など中華圏からの旅行者数は激増し、日本滞在中の爆買いが止まらない。拡大を続ける中華圏市場の旅行者動向とショッピング事情をのぞいてみる。 ▽中国・台湾・香港からの訪問客推移 ▽メーカーの勝ち組戦略 中村好明(ジャパンインバウンドソリューションズ代表取締役社長) ▽小売店の勝ち組戦略 斉藤茂一(レジャーサービス研究所所長) ▽飲食店の勝ち組戦略 片岡究(インバウンドフードプロデューサー/インテージア代表取締役) ▽中国人客受け入れの動向 平林潤(アクセンチュア戦略コンサルティング本部シニア・マネジャー) --------------------------------------------------------------------- 誌上採録 *賑わいから生まれるサービス「アクセス」 ジェームズ・マウンテン氏(アクティブゲーミングメディア) 注目のニュース 15年の旅券発行数、5年ぶり増加 ウィラー、DMO事業に参入 日商、国の新観光策へ提言 12月の客室利用率79.1% 誌上セミナー *今日からできる120%予算達成術 コラム *視座 中村好明(ドン・キホーテグループ インバウンドプロジェクト責任者) *地域を彩る *ビジネスパーソンの日々雑感